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zoom RSS ワグナー(1)トリスタンとイゾルデのC・・・95年バイロイト(ミューラー演出)

<<   作成日時 : 2018/10/31 11:44   >>

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一楽章は歌手全員・首にプラスチックのリングをつけている奇妙な演出。成功とはいえないが、役によってピッタリの人もいた。王などその例だろう(マテアス・ヘレ)しかしこの小道具がどんな内容を暗示しているか私には最後までわからなかった。一段下がった舞台で第一楽章の演技は始まるが、そこで展開するのはイゾルデの船中での想い出で、トリスタンへのイゾルデの激しい感情が吐露され、麻薬の効果で、後に続くトリスタンへの愛など微塵も見られない、イゾルデのトリスタンへの憎しみ殆どだけ。プラのリングは役者の劇内での地位だけか。

第二楽章以下にはがボネルでは愛がを感じさせる、トリスタンが狩りにでる場面で展開する舞台は石コロのブロック多数の置かれのて、二人の愛がブロッそのブロックで妨げられて十全ではない。ボネルでは愛が芽生えているが、ここでは、そのブロックの間をすり抜け、二人がすれ違う。そこにも愛は感じられないが、愛の深みへ進む際ののすれ違いが暗示しているように思えた。

第三楽章はトリスタンの死の場面だが、トリスタンはイスの上で苦しみ、イゾルデの到着を待つという極めて現代的な場面。ボネルの「二つに分かれた大樹」での天才暗示とは雲泥の差である。
平凡だったが、イゾルデ到着後のアりアの深みは歌手が同じマイアーだとはおもえない、深みが圧倒的であった。ロマン派ワグナーの深化を感じる。これを聞いて一幕二幕でのミュラーを思い起こしてみると、彼の演出では楽劇としての「トリスタンとイゾルデ」が格別に強調されていたのではというのではなかったか、というのではことに気づいた。
5年の歳月で新たに登場した「トリスタンとイゾルデ」だったとミュラーの演出で感じた。

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