善本知孝のブログーOpera-Crasy

アクセスカウンタ

zoom RSS ダムラウ「清教徒プリタ〜ニ」の狂乱の場

<<   作成日時 : 2018/04/13 15:48   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

「清教徒」の狂乱の場は[ルチア]のそれと並び称される名場面だ。先日有線テレビで2016年のレアル・マドリッドでの公演をみることができた。2002年にマドリッドを訪ねたときにはこの劇場は外から眺められただけで、見掛けは地味立ったが,画像でみると中は堂々たるものだ。
「清教徒」の演出は地味、典型的に古典的。舞台面の演技を天井にずらり並んだ合唱団が補佐する形、これはロッシーニ、ベルリーニ、ドニゼッテイのオペラ再現に今も屡使われる方法のようだ。

先ずダムラウだが、彼女の声はカラスとは違って柔らかい。この「狂乱の場」は結婚披露直前の裏切りだから、発狂というより、失恋であり、彼女は正気だからこれでよいのだろう。今現役絶好調。

歌が重なって登場するが、全て美しい。ロマン派には違いないが、ロッシーニ並みで、ドニゼッテイはヴェルデイ近く、2人とは異質のオペラである。ヴェルデイではナレーター役に近い歌手がいて筋を進めていくが、その役はベルリーニでは壮大な合唱団がやる。これは学芸会を思わせるから、原始的で若干白ける。ヴェルデイ時代と比べ主役の女性の数がすくない。男性の芝居で、歌舞伎に近いものを感じる。時代だろう。

この公演の演出は天井からのシャンデリアで、その高さが一定の効果を生むように設計してあるようだ。舞台装置で目立つのはそれだけ。小道具は殆ど無い。今様の演出過剰の気配はなく、落ち着いた舞台になっている。「いい時代だったなあ」と老人にはおもわせる。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ダムラウ「清教徒プリタ〜ニ」の狂乱の場 善本知孝のブログーOpera-Crasy/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる