テーマ:ベートーヴェン

ベームの「フィデリオ」映画

ベームは1971年に他界したそうだから、この映画の制作年1970年は最後の年に当たる。名匠の名作「フィデリオ」は正に「白鳥の歌」で今まで存在を私が知らなかったのが恥ずかしい。オケはベルリン・ドイツオペラ・オケ。ギネス・ジョーンズ(レオノーレ)ジェームス・キング(フローレスタン)ヨーゼフグラインドル(ロッコ)。 映画なので、カラーのアッ…
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グルダのベートーヴェン(ピアノ・ソナタ)

3-4年前、ベートーヴェンのピアノソナタを数組買ってほおっておいた。何気なしに、グルダのそれを聞いた,第二次大戦後間もない時期の録音で、評判になったが、余りにも早すぎて、馴染めなかったので、CDにしたものを全曲集めたがほおっておいた。最近ユジャ・ワンのラフマニノフやプロコフィエフに感心したので、グルダはどうだったか、気になって、聞いてみ…
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昭和一桁のオーディオ(20)「夢のQR」(ベートーヴェン全集、アマデウスQR)

べ-トーヴェンには16曲の弦楽四重奏曲がありますが、交響曲9曲、ピアノソナタ32曲)に匹敵する重みがあり、全生涯に亘って書かれています。「ラズモスキー」は中期の3曲を指します。そのうち1番はことに名曲と私は思います。有名なQRは全曲を録音するのが通例で、私の手元にあるものだけでも、ブダペストQR、ジュリアードQR、ヴエーグQR、アルバン…
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昭和一桁のオーディオ(17)弦楽四重奏曲作品130(ベートーヴェン・バリリ弦楽四重奏団)

昭和30年から昭和35年(1960年)の間に三つのカルテットが来日しました。57年8月のフランスのパレナンQR、12月のバリリQR、58年4月アマデウスQR、これは行きませんでした。 パレナンQRはフランスで、派手な演奏をしたことだけを記憶に残しいます。 57年12月13日のバリリQRはウイーン出身、当時話題になったウェストミンスタ…
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昭和一桁のオーディオ(15)    ピアノソナタ32番(ソロモン・父の死)

                       ソロモン このピアノソナタは多くのピアニストが好み、ベートーヴェンを殆ど弾かない人も、プログラムにとりあげます。 私の手元にある32番のLPはバックハウス、ソロモン、グルダ、ミケランジェリ、ポリーニ、ブレンデルの6枚、CDはシュナーベル、ソロモン、ゼルキン、グート、ケンプ、バレンボイ…
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昭和一桁のオーディオ(14)  ピアノソナタ32番(ケンプ・父の大病)

今までの大家の演奏の話しはブダベストQR以外LPを聴いた感想ですが、今回は「ナマ」を聞いた大家の話です。昭和34年(1959年9月)、確か日比谷公会堂で聴いたW・ケンプの独奏会で、演目の一つにベートーヴェンのピアノソナタ32番作品111がありました。それが未だ耳に残る名演だったのです。ベートーヴェン32曲のピアノソナタのうち、中期の「熱…
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昭和一桁のオーディオ(13)ヴァイオリン協奏曲ニ長調(メニューイン)

ベートーヴェンの音楽を聞いて神を感じるのは余り例がないことです。「神を考えた人類の知恵を讃えても本質的には無神論に近い考え方」を私はしています。そのせいかも知れません。しかし、バッハに比べればはるかに少ないのは確かです。 ヴァイオリン協奏曲ニ長調の第一楽章は「神を感じさせる」少ない例の一つで、メニューイン・フルトヴェングラーの…
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昭和一桁のオーディオ(12) ピアノ協奏曲第5番(「皇帝」-2)

曲は華麗なカデンツアで始まります。カデンツアは演奏者の自由に任せる箇所ですが、ベートヴェンは指定しています。まことに華やかです。これはシンホニーには例がなく、「皇帝」だけで出てくるので、ベートヴェンの曲としては驚きと親しみを感じさせます。このカデンツアの弾き方で演奏者の気分の乗り方も決まるのでしょう。以後の展開が、大抵の演奏では華やかに…
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昭和一桁のオーディオ(11)ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

昭和一桁のオーディオ(11)ピアノ協奏曲第5番「皇帝」                 ルドルフ・ゼルキン ベートーヴェンの作品でこんなに人気があるものは他にあるでしょうか。私も同様です。 私が始めて聴いたのは昭和30年以前で、確か園田高弘のものでした。以来、折に触れLPやCDを買い集め、今では枚LP6枚CDは20枚にもなっていま…
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昭和一桁のオーデイオ(10)エロイカ(交響曲)

「死は人を待たない。」残念ですが私は彼の生演奏を聞けませんでした。彼の演奏に接したのは全てLPとCDです。演奏会での陰撮りは無数にありますが。(アングラのCDがあるのはカラス同様彼の特徴です。)、正規のものは戦後の録音が殆どウイーンフィルのEMIが中心で、ベルリンフィルとはRIASの放送録音だけです。戦中にはポリドールもののスタジオ…
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昭和一桁のオーディオ(9)フルトヴェングラー(世紀を超えた音楽i家)

4・5 フルトヴェングラーの音楽観 昭和35年頃は「戦後は終わった」という有名な言葉が残っているほど、日本人には思い出深い時期です。その数年前が今取り上げている、私の「フルトヴェングラーの時代」です。彼の死(昭和34年・1554年)は新聞の訃報で憶えていますし、第九を録音してなくなったという朗報を悲報の中で喜んだのが記憶の片隅にありま…
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昭和一桁のオーディオ(8)(フルトヴェングラー-政治との関わり)

4・4 フルトヴェングラー(芸術と政治) 昭和35年(1960年)がどんな年だったか、今は老人しかわからない時代になってしまいましたが。 日本の戦後が終わり、生長経済へ踏み切った年、学生が就職に困らなくなった年。そして何より安保反対の運動で人が死んだ年。今の若者が困っている以上に就職難から開放され始めた年。私の同級生13人は昭和30…
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昭和一桁のオーディオ(7)(フルトウェングラ-出会い)

私は昭和31年(1951年)3月に東京大学農学部を卒業しました。昭和30年3月に卒業する筈ですから、1年余計にかかったことになりますが大した理由はありません。前述の通り、試験数が一番多い3年生(昭和29年度)の期末試験に喘息の発作が出て出席できなかったからです。 1年遅れの卒業後、東京大学化学系大学院林産学専門課程に入りました。当時は…
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昭和一桁のオーディオ(6)ベートヴェン(セロソナタ,2人の天才、カザルスとデュ・プレ)

2.4  パブロ・カザルス(1876-1972) パブロ・カザルスは20世紀最大のチェリストで、1930年台がピークでした。。それが戦後のわれわれの話題になるのは、彼の政治的信条に関係しています。祖国のどが独裁者フランコに敵対し、母国スペインでの演奏を拒み、フランスの山中に隠退したからです。戦後おおくの演奏の懇望をとりまとめ、A・シ…
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昭和一桁のオーディオ(5)ベートーヴェン(セロソナタ)

2・2 ルードイッヒ・ヘルシャー ベートーヴェンは戦後の日本の青年を捉えていたように思っています。でもシンホーニから始めるのが普通でした。ところが、偶然の機会で前回述べた弦楽四重奏に私は熱中してしまったのです。弦楽四重奏は彼の重要分野ですから,まだ良かったものの次はセロソナタに出会ってしまったのです。セロソナタは5曲しかないのですから…
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