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zoom RSS ワグナー(1)「トリスタンとイゾルデ」の5・バイエルン国立(コンビチニ演出)

<<   作成日時 : 2018/11/06 10:37   >>

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コンビチニの名を知っておられようか。オペラに関心を持つなら、是非注意することをお勧めする。私は彼の演出するDVD「魔弾の射手」「ローエングリン」「ドン・カルロ」を持っている。
最近、「トリスタンとイゾルデ」をみて、この演出家の特徴が分かった気になり、彼が大変優れた人だとしった。一見ふざけたような演出だが、実は作品の本質を分かりやすくとりあげているのを今回知った。この作品はしかめ面らしい、とりつきにくい作品だと思っていたが、実は、分りやすく彼が再構成していることを私は知った。
ドイツ語の和訳だから、分かり易さが言葉のせいではない。構成のせいとしか考えられない。優れた解釈である。

舞台はタグボート上での二人のであいで始まる。トリスタンは髭をそっている。トリスタンの対応は無礼千万である。イゾルデのヒスは高揚している。
2幕での二人はソファー上での熱々である。
これが作品の分かり易さとどう結びつくかまだ私にはわからないが、この作品の最も分かり易い解釈にしているのは確かだ。

3幕は王の家臣であるメロートに刺されたトリスタンが死の苦しみで、あがき、恋人イゾルデの到着を待つが、その苦痛の表現は並みではない。海を越え、アフリカから船で近づくイゾルデを待つトリスタンの苦しみ、到着したトリスタンの喜びは二人の格別な表現で表される。ここは愛の強さで表現されることも多いが、この演出では喚起そのもので表出されている。

イゾルデの部屋で、二人が抱き合う姿は格別だった。古典的な演出では控えめに愛が表現されることが多いが
コンビチニでは露骨な感情表現が使われている。メータ指揮バイエルン国立オペラの演奏は優れたもので、それまでの彼の演出がどちらかといえば無名の伴奏者でおこなわれていたが、この伴奏は著名も著名、コンビチニが一流の演出家として評価されだしたことを示していよう。
イゾルデ役のマイヤーは余人をもって代えがたい、優れた歌唱力の持ち主である。

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