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zoom RSS ワグナー(1)トリスタンとイゾルデの(3)97年グラインドボーン(レーンホーフ演出)

<<   作成日時 : 2018/10/18 17:19   >>

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ポネルの演出から20年、バイロイトではかなり変わった演出がでた。レーンホフのものである。
この意図は私には十分には分からないが、楕円状の舞台に、歌手が演じにくいほどの傾斜で、かなり抽象化された演出であるのは確かだ。不安定なその形状は船を暗示するのかもしれないが、私にはドラマの筋立ての「愛の不安定さ」を暗示しているように感じられた。
今回はマイヤーが出てこず、ニナ・シュテンメがマイアーにない、イゾルデ役を演じ、舞台に新鮮味を感じさせた。シュテンメの若さがそれに寄与しているのは確かだ。トリスタンはロバートギャンベル。私には新顔である。マルケ王はルネ・パーペ。

演出のレーン・ホフは適度にモダンであり、この演出も成功していると私は思う。
全体の雰囲気は今まで紹介した3つの演出にない新しい感覚を与えた。この物語が歴史劇で、現実の話ではないのは自明だ。しかしこの曲の舞台の、登場人物には何故か立体感があり、それが彼らに人間味を感じさせているのだろう。つまりそれは古典性の喪失であり、新しい「トリスタンとイゾルデ」の登場を暗示していうように私には思えた。これは一方で、この曲が古典的名作であることを示しているのであろう。

ボネルと正反対ではあるが、私が好きな「トリスタンとイゾルデ」の一つである。

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