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みんなの「ワグナー」ブログ

タイトル 日 時
ワグナー12 クンドリとセックス
クンドリーは魔女です。 ワグナーの考えによれば、種族本能によって惹き起こされた人類の没落防止には、新しい倫理感を打ちたてることが是非とも必要だということです。しかしながら、ワグナーの文化批判のやり口は、1880年台のニーチェの著作の中に鋭く言及されているように、市民道徳の傷口に突き刺さったのではなく、とりも直さずそれは自分に施した養生であった。ワグナーは友人の妻を奪うというような、自身の繰り返した婚姻にあらわれていますーーー この楽劇の中心がセックスなのもそれを暗示しています。 セックスの... ...続きを見る

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2018/01/12 09:49
ワグナー11;パルシファルとアムフォルタスとクンドリ
この不可解なオペラに再挑戦します. 主人公はパルシファルかと思っていましたが、解説によると彼は無垢な若者となっていて、白鳥を射落とした青年と紹介されていてそても主人公とはなりそうにありません。彼が知っているのは母の名がへツエライデということだけ。この楽劇で最も名がでてくるのはグルネマンツ、彼は主役に相応しく、登場は目立つ老騎士。でも筋を追っていると、頻繁に登場するのは劇で引き回し役のせいで、筋の本質での役割の意味はうすい。 アンフォルタス王の方の役割が重いのがドラマが進むにつれてはっきり... ...続きを見る

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2018/01/10 10:23
ワグナー10・聖杯の騎士
パルシファルの息子であるローエングリンは聖杯の騎士ということになっているから、「聖杯」とは何を指すのか興味を持ちました。 「ローエングリン」を見ている限り、都合のよい御伽話の一人に過ぎませんが、調べてみると詳しい伝説のある事が分かりました。先ず聖杯の定義です。起源はバレンシア大聖堂に伝わる聖杯で、元来聖ペテロがローマに持ち出し、後にキリスト教の迫害が始まるとスペインに送られ、多くの人の手を経て、15世にこのバレンシア大聖堂に持ち込まれたとされています。 聖杯伝説となると話は複雑です。 聖杯... ...続きを見る

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2017/12/30 10:41
ワグナー9;「ローエングリーン」と「パルシファル」
ワグナー9;「ローエングリーン」と「パルシファル」 オペラ「ローエングリン」のなかで、主役ローエングリンがパルシファルの息子として登場します。「ローエングリン」は「パルジファル」を書いた1877年よりずっと前1846−8年頃の作品です。パルシファルのオペラでの役割は両者では全く違い、「ローエングリン」では彼に宗教的役割はありません。しかし聖杯の騎士であるのには違いありません。ワーグナーに聖杯伝説への傾倒が30年も前からあったのは確かです。 「ローエングリン」は現実のドイツ国の出来事で、彼パルシファルの息子がローエングリンとして架空の国から降... ...続きを見る

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2017/12/16 07:00
ワーグナー8「ローエングリン」
ワーグナー8「ローエングリン」 ローエングリン 「パリシファル」よりづっと前の作品だが、1846−8年頃、ワグナーはこれを書いていますが、このなかに、主役主役の一人ローエングリンがパルシファルの息子として登場します。「パルシファル」を書いたのは1877−82年ですから、30年も後です。オペラでの役割は全く違い、ローエングリンに宗教的役割はありませんが、モンサルヴァトル城からきた聖杯の騎士であるのは「パルシファル」と同じです。ワーグナーに聖杯伝説への傾倒が30年前からあったのは否定出来ません。 ローエングリンは現実のドイツ国... ...続きを見る

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2017/12/05 07:16
ワグナー7「ジーグフリート」の復活「パルシファル」
ワグナー7「ジーグフリート」の復活「パルシファル」 ボータンに代わる神の役をジーグフリートが出来ず、死んでしまったのですから、「指輪」の話は終わっていないと考えるのは私だけではないでしょう。似た英雄の話はワグナーの作品のどこかにある筈です。探すが、全く出会いません。思想絡みの作品に出会うのは「パルシファル」だけ。しかしキリスト教からみであり、ゲルマンの伝説は全く関係がないのです。 「パルシファル」にはジークフリートは登場しません。有能な万事に優れた英雄の姿はそこには影も形もないから、この作品を「指輪」と結びつける解説を私は全く知りません。 ... ...続きを見る

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2017/12/02 06:35
ワグナー6.指輪3、序夜「ラインの黄金」と第二夜「ジーグフリード」
ワグナー6.指輪3、序夜「ラインの黄金」と第二夜「ジーグフリード」 第二の楽劇長大化の原因は黄金を、つまり人間の欲望を原作の話題にとりいれたことだと私はおもいます。序夜「ラインの黄金」がそれです。伝説「ジーグフリードの死」には黄金の話題がありません。つまりここで別のオペラを作っていると私はおもいます。話が長大化するのは当然です。 ...続きを見る

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2017/11/25 04:18
ワグナー5・指輪2ー第一夜「ワルキューレ」
ワグナー5・指輪2ー第一夜「ワルキューレ」 第三の長大化の原因は火に囲まれた女性との結婚です。「ジーグフリートの死」の原作となった「伝説」をワグナーはオペラ「ジーグフリードの死」では、殆どそのまま使っています。手をいれた最大の事項は彼がブリュンヒルデと事実上結婚していたことです。「神々の黄昏」の序曲としての火に囲まれた女性を助けだした男性の話です。「楽劇」で初めてあらわれますが、これは事実上の同棲、今様結婚をさしているのでしょうから。オペラ「ジーグフリートの死」の筋は根本的に変えなければなりません。「女の焼き餅」レベルの話ではなくなります... ...続きを見る

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2017/11/20 10:13
ワグナー4・指輪1 「ジーグフリードの死」の展開「ワルキューレ」
ワグナー4・指輪1 「ジーグフリードの死」の展開「ワルキューレ」 オペラ「ジーグフリートの死」を楽劇「ニーベルングの指輪」に拡大していったわけはいろいろあるでしょうが、前回紹介した「ジーグフリードの死」の伝説をワグナーの最終稿と比べて考えるのも一つの方法と私は考えました。その方法で今回は拡大のわけに考えてみます。 ...続きを見る

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2017/11/13 09:23
ワグナー3、楽劇「ニーベルングの指輪」とオペラ「ジーグフリードの死」
ワグナー3、楽劇「ニーベルングの指輪」とオペラ「ジーグフリードの死」 (大幅な書き替えをしました。もう一度読んでいただければ、幸いです。(著者) ワーグナーの4日もかかる楽劇「二―ベリングの指輪」が、先ずオペラ「ジーグフリードの死」という題名の作品で始まったのは不思議に思えますが、事実です。彼がスタートした「ジーグフリードの死」の原本(伝説)が残っているので、今我々は原作をワグナーがどう変えたかでワグナーが「ニーベルングの指輪」制作意図をある程度知ることができます。 原本は13世紀のドイツ国民伝説の国民的史詩「ニ―ベルグの指輪」です。英雄叙事詩、今様メロドラマ... ...続きを見る

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2017/11/11 10:26
ワーグナー(2)テイーレマンの「神々」随想
ワーグナー(2)テイーレマンの「神々」随想 (第一回の私の原稿が不完全過ぎたので大幅に書き換えました。すみません。) 最近の有線テレビでワーグナーの「リング」に関する画像随想をみました。有線テレビの30分足らずの番組ですが、共演者の意見も入っていて興味がありました。ティーレマンは現代最高のワグナー指揮者で、この番組でオケを担当しています。しかし番組構成にどれだけ干与しているのか不明です。むしろピアノで全曲を弾きながら、説明していたピアニストの意見が強いという印象でした。10日前に新国立オペラで「生」をみたのはブログにかきましたが、この番... ...続きを見る

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2017/10/28 08:33

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