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zoom RSS ベームの「フィデリオ」映画

<<   作成日時 : 2018/07/01 11:04   >>

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ベームは1971年に他界したそうだから、この映画の制作年1970年は最後の年に当たる。名匠の名作「フィデリオ」は正に「白鳥の歌」で今まで存在を私が知らなかったのが恥ずかしい。オケはベルリン・ドイツオペラ・オケ。ギネス・ジョーンズ(レオノーレ)ジェームス・キング(フローレスタン)ヨーゼフグラインドル(ロッコ)。
映画なので、カラーのアップが少し気になるが、美しい。昔のLDローター指揮の白黒の世界が夢の世界の出来事のように思える。両者の歌手は殆ど似ているのもグラインドルは重なるし、レオノール役は似たあ年齢のクリスタ・ルードリイッヒはギネス・ジョーンズは共通である。1970年の映画製作には秘密がありそうだ。演出家はともにゼルナーで、彼は1990年で死んでおり、後者は1962年の舞台である。
ベームの指揮は厳しくロマン派の気配はない。ローターはロマンチックである。私はレオノーレとしてはル―ドイッヒが好きだが、両者とも録音が悪く高音がきたない。
このオペラは余りみたことはない。今年は国立オペラの20周年記念で上演されると聞いていて、聞く気はあったのだが、5月に終わってしまったそうだ。記念碑的作品にピッタリだったから残念だ。
ラジオで聞くと囚人の合唱だけがとりあげられるが、レオノーレ第三序曲が演奏される終盤が印象的で殊にゼルナーは70年の映画では囚人全員が夫婦で対面するように、作っているが、これは賛成だ。フィデリオ夫婦だけの出来事とするには事件は人類の本質を取り上げすぎている。それに70年盤では曲でのこの場面の重みが大きくなり、オペラ全体を明るいものに仕上げる役を果たしている。
ベームとローターを比べると断然ベームをとる。これはDVDにもなっている。CDはフルトウェングラーとブロムシュタットそれにドホナーニのものを持っている。今後これらに匹敵する演奏はでてこないのではないか。戦争の世紀の貴重な遺産となるのではないか。そうでいた、夫婦愛のオペラは不変の価値をもつのは間違いない。

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