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zoom RSS デセイとフローレスの「連隊の娘」

<<   作成日時 : 2018/05/09 11:08   >>

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ドニゼッテイの名作。ベルリーニには絶対に書けないと私には思えます。「夢遊病の女」は1831年の作ですが、これは1840年の作。この違いは、セビリアの理髪師(1816年)との時間的距離をしめしているように私にはおもえます。つまり古典派からロマン派への移行を感じさせます。
「夢遊病の女」はコメデイと思いますが、ロマン派というには無理。「連隊の娘」は完全なコメデイです。特にデセイ、フローレスの組合わせでは、コミカルな愉快さが溢れています1970年台、コヴェンドガーデンでの名演出は見ているだけでも洗練された楽しさに溢れています。この二人は立派な声の持ち主ですからどんな曲でもオペラの楽しさを味わわせますが、二人が立派な演技者だということは、この公演で十分わかりました。
連隊のメンバーに可愛がられた孤児デセイが一身の不運をフローレスに助けられ、二人が結びついていく話ですが、その経過でデセイが高貴な身分だということがわかり、二人の間が咲かれる。この筋はどこかのロマン派のオペラにも使われていますが、「連隊の娘」では、話がコミカルに音楽的に進んでいくにのが特徴。ロマンも最初はコメデイとして進行するのが音楽と共存するのが限界、筋に愛や恋をとりこみ、音楽と共存させるのは無理だったと私は思っています。ヴェルデイが登場して、愛や恋が音楽(これは古典派ので形式では務理)の形が崩れて合わせられるようになった、その違いが私にようやく分かってきた、と思っています。

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