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zoom RSS ワグナー10・聖杯の騎士

<<   作成日時 : 2017/12/30 10:41   >>

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パルシファルの息子であるローエングリンは聖杯の騎士ということになっているから、「聖杯」とは何を指すのか興味を持ちました。
「ローエングリン」を見ている限り、都合のよい御伽話の一人に過ぎませんが、調べてみると詳しい伝説のある事が分かりました。先ず聖杯の定義です。起源はバレンシア大聖堂に伝わる聖杯で、元来聖ペテロがローマに持ち出し、後にキリスト教の迫害が始まるとスペインに送られ、多くの人の手を経て、15世にこのバレンシア大聖堂に持ち込まれたとされています。
聖杯伝説となると話は複雑です。
聖杯に関わる中世の伝説は二つあり、フランスのドロアの「ペルスヴァル」とドイツのエッセンバッハの「パルチバール」です。
これらで聖杯に関係して、グラールという言葉が出てきますが、グラールはガリア語で「広口のやや凹んだ器」指すそうです。
「ペルスバル伝説」についで書かれたのはボロンの「聖杯由来の物語」3部作で、この中にキリストの血を受けた盃という聖杯に話が出てきます。
次に聖杯の形ですが脚のついたサカヅキが、槍からしたたり落ちた血が集められた器で、古来ある聖杯伝説がキリストと結びついたらしいのです。
一方ヘルスバルでは聖杯伝説はブリテン島のアーサー王伝説とも関係があり、ここでは皿にのせられたのは人間の首になっています。首は霊験あらたかなものとされていたそうです。すなわちキリストの伝承だけでなく、「アーサー王物語」を含めて聖杯物語は受け継がれてきたらしいのです。
つまり聖杯伝説はヨーロッパの物語ということにもなると考えていいでしょう。

ワーグナは聖杯を守る騎士の役をローエングリンに与えています。彼は王にこんな自己紹介をしています。
「王よ、お聞きください。聖杯を守る聖杯グラールの騎士は身分をしられればたとえ聖杯に背いて戦いをともにしても力という力がぬけてしまうのです」

このあと、ワグナーは「パリシファル」という聖杯にかかわる、楽劇(をかき、現生とかかわる死の世界の
仕事をしたということになります。パルシファルはローエングリンの父親ですから、いわばいいものの代表
です、そこでパルシファルについての解説を調べてみました。

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